ペン型タトゥーマシンの正しい滅菌方法|感染予防と長持ちさせるお手入れポイント

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タトゥー施術で最も重要なのは衛生管理です。特にペン型タトゥーマシンはパーツが密閉構造になっているため、適切な滅菌と清掃を怠ると感染リスクだけでなくマシントラブルの原因にもなります。今回はペン型タトゥーマシンの正しい滅菌方法と日々のお手入れポイントを解説します。

ペン型タトゥーマシンの滅菌が重要な理由

・血液や体液の微細な飛沫が付着するため感染リスクがある

・インク詰まりやマシントラブルの予防になる

・衛生的な施術でお客様の信頼に繋がる

滅菌前に知っておくポイント

✔ 本体内部(モーター部分)はオートクレーブ不可の場合が多いため、マニュアルを必ず確認する

✔ カートリッジニードルは使い捨てを使用する(施術ごとに交換)

✔ 本体外側は消毒対応、取り外し可能なグリップ部分のみオートクレーブ対応か確認する

ペン型タトゥーマシンの滅菌・清掃手順

1. 施術終了後すぐに作業開始

インクや体液が乾燥する前に清掃すると落としやすい。

2. カートリッジニードルを取り外し廃棄

使い回しは絶対にしない。

3. 外側の拭き取り消毒

医療用アルコールや次亜塩素酸系クリーナーで本体外側を拭き取る。

4. 分解可能なパーツの洗浄・滅菌

取り外し可能なグリップ部分は超音波洗浄後、オートクレーブで滅菌する。

5. 乾燥後、清潔な環境で保管

滅菌後は滅菌バッグや清潔なケースで保管し、施術直前まで開封しない。

注意点

・モーター部分は水洗いやオートクレーブを行わず、清拭消毒のみで対応する

・滅菌・清掃後は動作確認をして不具合がないか確認する

・定期的にメンテナンス(グリスアップなど)を行い、マシンを長持ちさせる

まとめ

ペン型タトゥーマシンは構造上メンテナンスが簡単ですが、適切な滅菌・清掃を怠ると感染リスクが高まります。 日々のルーティンとして施術後に必ず滅菌と清掃を行い、安全で清潔な施術環境を維持しましょう。

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