近年、多くのアーティストから注目を集めている「ペン型タトゥーマシン」。その名の通り、ペンのような形状をしており、軽量で持ちやすく、扱いやすいのが特徴です。従来のコイルマシンやロータリーと比べて操作性がシンプルなため、初心者にもおすすめのタイプです。この記事では、ペン型タトゥーマシンの基本的な使い方と、使用時のポイントを詳しく解説します。
ペン型マシンの特徴とは?
• 一体型のシンプル設計(グリップとマシンが一体)
• 持ち方がペンと同じで自然な角度が取りやすい
• ほとんどのモデルがロータリーモーター式
• バッテリー内蔵タイプや有線タイプが選べる
使い方の基本ステップ
【1】電源の準備
• 有線タイプ:電源コード+パワーサプライに接続
• ワイヤレスタイプ:バッテリーを接続 or 充電して使用
【2】カートリッジニードルの装着
• 針は専用のカートリッジタイプを本体先端に差し込み、しっかり回して固定します。
• カチッと音がするまで差し込むのがポイント。
【3】針の出幅(ニードルの長さ)を調整
• 本体グリップを回して、1.5〜2mm前後の出幅に設定します。
• 出しすぎると肌に深く入りすぎるため注意。
【4】電圧の設定(有線タイプの場合)
• 一般的な電圧の目安:
ライン→6.5〜8V
シェーディング→5.5〜7V
• マシンによって異なるため、まずは低めからスタートし調整。
【5】施術スタート
• ペンのように握り、リラックスした状態で一定のスピードを意識して動かします。
• 必ず肌をしっかりストレッチ(張る)して、滑らかに動かすのがコツ。
使用時のポイント
• 施術前に必ず人工皮膚などでテスト打ちを行う
• 過度な力を加えず、マシンの重さを利用する感覚で
• 使い終わったら、針・チップを取り外し、清掃&消毒を徹底する
• 使い捨てバリアフィルムやグリップカバーを使用し、衛生管理も忘れずに
まとめ
ペン型タトゥーマシンは、シンプルな操作性と高いコントロール性が魅力です。初心者にも扱いやすく、長時間の施術でも手が疲れにくいため、近年多くのプロにも愛用されています。正しい使い方と設定を身につけて、自分のタトゥースタイルをより快適に楽しみましょう。


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