タトゥーマシンの針は何ミリ出すべき?正しいニードルの飛び出し量と調整方法

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タトゥー施術において、マシンから「どれだけ針を出すか(ニードルの出幅)」は非常に重要なポイントです。針が出すぎても浅すぎても、インクの入りや肌へのダメージに影響が出るため、正確な調整が求められます。この記事では、タトゥーマシンの針の出し方とその目安、用途別の適切な長さについて詳しく解説します。

基本的な針の出し幅は「約1.5〜2mm」

一般的に、タトゥーマシンから出す針の長さ(出幅)は1.5〜2.0mm前後が基準とされています。この長さは、真皮層(インクが定着する層)までしっかり届くラインであり、最も安定した色の入りを実現できます。

出幅が合っていないと起こるトラブル

出しすぎた場合 浅すぎた場合

・肌へのダメージが大きい・インクが滲む・出血やかさぶたができやすい ・インクが定着しない・色飛びが起きやすい・ラインが薄くなる

用途別のおすすめ出幅目安

• ラインワーク(筋彫り):1.8〜2.0mm

• シェーディング(ぼかし):1.3〜1.6mm

• カラー詰め:1.5〜1.8mm

※カートリッジタイプのマシンでは、針の出幅をダイヤルで細かく調整できる機種も多く、より精密な設定が可能です。

出幅の確認方法

施術前に、針を押したときの可動域をしっかり確認しましょう。指で針を押してみて、1.5〜2mmが露出しているかチェックします。人工スキンでのテスト打ちもおすすめです。

マシンや肌質によって調整を

針の出し幅はマシンの種類、針の種類、そして施術する部位や肌質によって微調整が必要です。初めは安全な浅め(1.5mm前後)でスタートし、様子を見ながら深さを調整すると良いでしょう。

まとめ

タトゥーの針は「深すぎず、浅すぎず」が鉄則。基本の1.5~2mm前後を目安にしながら、施術部位や目的に合わせて出幅を調整しましょう。正しい出し幅は、肌へのダメージを減らし、より美しく安定した仕上がりにつながります。プロのアーティストとしての技術を高めるためにも、出幅管理は欠かせない基礎知識です。

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