タトゥー施術において、「筋彫り(ラインワーク)」はデザインの土台となる非常に重要な工程です。
美しく正確なラインを引くためには、技術だけでなく適切な道具選びが欠かせません。この記事では、筋彫りを行うために必要な基本の道具や、それぞれの役割について分かりやすくご紹介します。
筋彫りに必要な基本道具一覧
1. タトゥーマシン(ライナーマシン)
筋彫り専用のセッティングが施されたマシン。
• ストロークが強めで針の動きが早い
• 安定したラインが引けるように設計されている
※ペン型やロータリー式でもライナー向け設定が可能な機種あり
2. ラウンドライナー針(RL)
筋彫り専用の針。
• 針が束になって1点に集中している構造
• 例:1RL、3RL、5RL、7RL など太さに応じて使い分ける
3. グリップ・チューブ・カートリッジ
• 針とマシンをつなぐ持ち手部分。
• 手のフィット感が安定感に影響する
• 使い捨てカートリッジタイプが衛生的で人気
4. 電源(パワーサプライ)+フットスイッチ
• 電圧を安定供給し、針のスピードをコントロール
• 筋彫りには6.5〜8.0V前後の電圧が一般的
5. 転写紙・転写液(ステンシル)
• 下絵を肌に転写して正確にラインを追えるようにする
• Spirit紙や専用ジェルで鮮明なステンシルを作成
6. インク(ブラックライナー用)
• 筋彫りには濃くて粘度のあるブラックインクを使用
• 代表例:Dynamic Black、Intenze Zuper Black、Kuro Sumi など
7. インクカップとホルダー
• 必要な分だけインクを出して使う小カップ
• 清潔を保つため使い捨てタイプを使用
8. 衛生用品
• 手袋(ニトリル製)、消毒用エタノール、ペーパータオル
• 施術前後の除菌や清拭、バリアフィルムも忘れずに
まとめ
筋彫りは、タトゥーの印象を決定づける“命の線”。その精度を高めるためには、信頼できる道具の選定が不可欠です。使いやすく安全な道具を揃えることで、技術も自然と安定し、美しく力強いラインを描くことができるようになります。まずは基本のセットを整えて、理想のラインを描く準備を整えましょう。


コメント