タトゥーを彫る上で最も基本的かつ重要な工程が「ラインワーク(筋彫り)」です。その際に使用されるニードルの代表格が「RL(Round Liner)」。
このニードルは細い線から太いアウトラインまで、デザインの骨組みを形作るために欠かせない存在です。今回は、RLニードルの構造や特徴、用途、サイズの選び方などを詳しく解説します。
RL(Round Liner)とは?
RLは「Round Liner(ラウンドライナー)」の略称で、針が丸く束ねられ、先端が一点に集中するように配置された構造をしています。
そのため、シャープでくっきりとしたラインを引くのに最適です。
RLニードルの主な用途
• 筋彫り(アウトライン)
• スクリプトや文字タトゥー
• ドットワークの点打ち
• 線画タトゥー(フィンラインなど)
RLニードルのサイズと太さの違い
RLには針の本数と太さ(ゲージ)によってさまざまなバリエーションがあります。
| 表記例 | 意味 | 太さの目安 |
| 1RL | 針1本、極細ライン用 | 約0.25〜0.30mm |
| 3RL | 針3本、細線用 | 約0.35mm |
| 5RL | 針5本、標準ライン用 | 約0.35〜0.40mm |
| 9RL〜14RL | 太線・太輪郭用 | 約0.40mm〜 |
針の本数が多いほど太い線になり、少ないほど繊細なライン向けとなります。
RLを使う際のポイント
• 電圧設定は一般的に6.5〜8V(マシンの種類によって調整)
• 針の出幅(深さ)は1.5〜2.0mmが基本
• 肌をしっかりストレッチして、安定したスピードと圧でラインを引くことが重要
カートリッジタイプも便利
近年では、従来の針+チューブタイプだけでなく、カートリッジ式のRLニードルも多く使われています。
交換が簡単で、衛生管理も行いやすいため初心者にもおすすめです。
まとめ
RLニードルは、タトゥーの基本であるラインワークに欠かせないニードルです。
用途やデザインに合わせてサイズや本数を使い分けることで、繊細な文字から力強い輪郭線まで、さまざまな表現が可能になります。
タトゥー技術の第一歩として、まずはRLニードルの特徴をしっかり理解し、正しく扱えるように練習していきましょう。


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